3年半ぶりに更新します。

photo by Takamasa Nakamura

photo by Takamasa Nakamura

たいへん久しぶりの更新となりました。

最後に更新したのがなんと2017年7月ということで、3年半ぶりのblog更新です。まさかそんなに期間が開いているとは自分でも思いませんでした…(たまに、僕のウェブサイトを見てくださった方から、しばらく更新されていないんですねと言われることはあり、はははと曖昧に返してはいたのですが、まさかここまでとは)。

最後の更新後、いくつかのヨガリトリートを開催し、何度かヨーロッパへ行き、弁護士としての職務環境が大きく変わり、ホームであるISHTA Yoga NYにてRYT500を修了する等々個人レベルでも沢山の変化がありましたが、世界的にも過去に数度しか経験したことのない非常に大きな変動が昨年から現在まで継続して起こっています。おそらく皆さんの人生でも沢山の変化を経験してこられたのではないかと思います。そんな中、僕にとっての一番の変化は、間違いなくヨーゼフ(Joseph)と家族になったことです。Instagramをチェックしてくださっている方にはお馴染みの、the world famous attorney, Joseph。親バカを抜きにしても、非常に、非常に、非常に可愛い、僕にとって息子であり、親友であり、パートナーでもある、貴重な存在です。彼から学んだことや愛犬との旅行等ヨーゼフを迎えたことで書きたいことが多々ありますので、それらについてはまた後日(近い内に!)こちらのblogに記す予定です。

今年で34歳、抱負を述べます。

さて、3年半も更新していなかったにもかかわらず、今回久しぶりに更新を行うことにしたのは、去る1月10日に誕生日を迎え、34歳となったことが理由です。毎年誕生日にはFacebookやInstagramに抱負やテーマのようなことを書いており、そこには大体「詳細はblogに書きます」というようなことを付け加えていたのですが、にもかかわらずいつもそれを怠ってきました。そこで、今年は自分自身を逃れられなくするべく、blogにおいてまずこの齢の抱負・テーマを書くこととします。

photo by Zachary Heilman

photo by Zachary Heilman

①しなやかさと柔軟性

1つ目に挙げるのは、フィジカルとメンタルの両方に共通して「しなやかさと柔軟性」です。振り返ってみればこの数年、ともすれば幼い頃から、僕は「強さ」を求めることに重きを置き、ストイックに歩みを続けてきました。それは自分の人生を自分の力で歩むために必要なことだったと思いますし、決して間違ったものではなかったと信じています。他方、自分と相容れない性質の事象と対峙する際、「強さ」に重きを置いてきたばかりに、僕はどちらかといえばマスキュリンに、(創造的なものも含めて)破壊的に対応する傾向にありました。場合によっては正面からぶつかって行って、鉄槌を振り下ろすくらいのこともあったとかなかったとか。もちろん弁護士の仕事としては、そういった破壊的性質のエネルギーを使うことが重要になる局面がありますし、若い時分には経験として必要なものだとも思います。しかし、これを続けていくことは、何より自分自身を疲弊させ、懐の深さを養うことが難しくなります。また、エネルギーを無駄に消費することにも繋がるでしょう。33年の間に培ってきた経験と、養ってきた対応力・予見能力を適切に使うことにより、ネガティブな事象と相対するよりももっと前に回避することや、あるいは踏み潰すのではなく、柔軟に、そして建設的に物事を進めることができれば有機的であるはずです。そこで、34歳のテーマとして、「しなやかさと柔軟性」を養うこととしました。


②ベクトルを外へ、対外的な表現を。

Photo by myself

Photo by myself

2つ目に、「対外的な表現を増やす」ことをテーマに設定しました。

一昨年までの数年間、僕は比較的自分のベクトルを比較的外側へ向け、対外的に表現をすることを積極的に行っていましたが、対照的に、昨年は、NYでのティーチャー・トレーニングから戻った3月中旬以降、一度目の緊急事態宣言が日本でなされていた際にIG Live上でオンライン無料クラスの配信を行っていた以外では、基本的に勉強やYogaの練習を含む自己鍛錬に充て、エネルギーのベクトルを内側へ向けて過ごしていました。

幸運なことに、この特異な状況にあって、僕自身は暗い感覚に陥ること無くここまで過ごせているところ、これは、ヨーゼフという存在によるところが多分にある(悪天候でない限り合計1時間ほどお散歩に行くため、セロトニンが日々分泌されているという科学的な側面もあります)一方で、これまでの人生において経験してきたことや、Yogaの継続によって精神的体力のようなものを培ってきたおかげでもあると思っています。そして、僕の経験や学んできたことは、僕自身が大変な時期を過ごした2013年に救われたように、今でも世界のどこかにいる誰かの助けになることも確信しています。

そこで、改めて自分のエネルギーのベクトルを外側へ向けて、誰かの助けになることができるように「対外的な表現を増やすこと」を34歳のテーマに設定しました。「対外的な表現」にはもちろんblogも含まれますし、Yogaや音楽、踊り、写真、映像等あらゆるフォーマットを使っていくつもりです。3年半放置したblogですが、今年からはまた更新を行っていきます(自戒も込めて)!Yogaに関しては、オフラインでのクラス提供を行うことは今はまだ控えざるを得ませんが、もう少し暖かくなって窓を開け放したままでも大丈夫になった春頃に、参加可能人数を通常よりも限定して再開する予定であるほか、オンラインでのクラス提供を2月中旬から始めますので、告知をお待ち頂ければ幸いです。これらに加えて、弁護士としても昨年思うことがあり(これは次回更新時に書きます)、ペット法務に関するセミナーの開催やサービスの提供を予定しています。我々に寄り添い、愛情を与えてくれる犬や猫、その他人間の家族となった動物達が健やかで幸せな生涯をおくれるように、僕自身の知識や能力を最大限活かしていく所存です。

大切なのは有言実行であること。

ここまで長々と書いてきましたが、「言うは易く行うは難し」。書くだけ、言うだけなら誰でもできますし、そこに留まっていては意味がありません。行動に移し、形にすることで初めて意味が生まれますので、34歳の終盤になって振り返った時に残念な気持ちにならないよう、しっかりと有言実行を。34歳の2つのテーマを形に残すべく、今年のお正月に制作したお飾りの写真を最後に載せて、久しぶりのblogを締めることにしますね。34歳の僕のことも、どうぞよろしくお願い致します!

Photo/creation by myself

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